1. はじめに
今回は、2024年6月16日に開催されたJJUG CCCの春のイベント「JJUG CCC 2024 Spring」についてのイベントレポートをお届けします!
2. 「JJUG CCC 2024 Spring」とは
JJUG CCCは、毎年2回、春と秋に開催する日本最大のJavaコミュニティイベントで、日本最大級のJavaコミュニティである日本Javaユーザグループ(JJUG)が主催しています。今回は、前回のオンライン配信・アーカイブ配信ではなく現地開催のみで、会場は前回と同じ野村コンファレンスプラザ新宿で行われました。Java言語に関する技術や事例についてのセッションが行われ、最新のトレンドやベストプラクティスを学ぶことができます。
各セッションでは、業界の第一線で活躍するエンジニアや専門家が登壇し、実践的な知識や経験を共有します。インフキュリオンの主力プロダクトであるWalletStationの開発において、Javaが多くの割合を占めているため、とても重要なイベントです。そのため、昨年に引き続き今回もスポンサーという形で参加してきました!
3. セッションの内容
当日は、最新のJava22に関するものやJavaの基本的な使い方に関することなど、約40のセッションが行われました。 自分が気になったものの中から2つピックアップして紹介します。
いまどきの分析設計パターン おすすめ10選 / 増田 亨さん
複雑な業務ロジックを実装する上で注意するべきポイントや、その対策について解説されていました。 初級レベル(値の種類や範囲など)から上級レベル(複合条件や経路探索など)の内容まで、具体的なコード例も交えながら、活用方法を学ぶことができました。 個人的に参考になったのは、状態遷移においてif文、switch文を使わずにenumを使うことで、シンプルな書き方ができ、可読性が向上するという点です。 また、コード例に用いるクラス名や変数名が日本語で書かれていることが、セッション全体を通して内容をより理解しやすくしていたと感じました。
詳しい内容はスライドの方を参考にしてみてください。
バッチを作らなきゃとなったときに考えること / irofさん
このセッションでは、「バッチ」という言葉の定義を考えるところから始まり、バッチ処理の分類やバッチ処理に落とし込むまでの考え方について解説されていました。 自分は、バッチの設計・製造経験が少ないため、このセッションで解説されていたバッチの大まかな分類や、経験則に基づいた陥りがちな問題点などがとても参考になりました。
4. インフキュリオンのブース
インフキュリオンは本イベントにスポンサーとして参加し、ブースを出展しました。 ブースには、当社の人事やエンジニアが立ち、来場者の方々と当社のサービスについての情報交換を行いました。
また、ブースでは当社に関するクイズコーナーを設置し、来場者の方に参加していただきました。 クイズコーナーには、当社のビジネスやプロダクト、日本の決済動向に関する問題が用意されており、当社のサービスに興味を持っていただく取り組みを行いました。
インフキュリオンのブースでは多くの来場者と直接交流し、当社のプロダクトをアピールすることができました。
5. おわりに
「JJUG CCC 2024 Spring」は、Javaに関する最新の技術やトレンドを学ぶ絶好の機会であり、多くのエンジニアの方々が参加していました。 当社もスポンサーとして参加し、多くの来場者と交流することができました。 今後もこのようなイベントに積極的に参加し、技術力向上を測るとともに、当社のプロダクトを広くアピールしていきたいと考えています。 最後までお読みいただき、ありがとうございました!
以上